近年、日本人留学生の活躍が取り上げられることが多くなってきたアメリカ大学バスケットボール。本場アメリカでバスケットボールを続けたいという方にとって魅力的な選択肢なのではないでしょうか？
そこでこのページでは、アメリカの大学バスケットボール部への入部方法と条件などについてご紹介していきます。
NCAA D1で1年次からプレーしたい場合
日本のニュースでも取り上げれることがあり、アメリカの大学体育協会の中でも一番有名で競争力があるのがNCAA Division 1。そんなNCAA D1で渡米後1年目（1年次）からプレーするには、多くの条件・選手資格（Eligibility）をクリアする必要があります。（詳細：NCAA公式ホームページ）簡単にまとめると、
- 【学校面】高校のうちに（できれば高校2年次に）NCAAのEligibility Centerに登録する
- 【学校面】SATやACTの試験を受験する
- 【学校面】その他NCAAに必要は書類を提出する・手続きを行う
- 【学校面】GPA（評定平均）とSAT・ACTのスコアをクリアする
- 【サッカー面】運動部のリクルートフォームなどから監督（コーチ）に連絡を取る
- 【サッカー面】入部許可（National Letter of Intentにサインするなど）を取る
上記のように、留学生にとってはSATやACTの試験を受験などハードルが高い部分もあります。
【おすすめ】コミュニティカレッジ（2年制大学）経由で3年次からNCAAを目指す
近年、日本人留学生でバスケットボール部への入部を目指す方の中でも増えつつあるのが、コミュニティカレッジ（2年制大学）からスタートして4年制大学への編入を目指す方法です。
コミュニティカレッジ（2年制大学）からスタートするメリットとして、入部条件が比較的優しいという点があげられます。
コミュニティカレッジで1年次からのプレーには、SATやACTのスコア提出、または高校の評定といった基準はありません。しっかりと大学の授業を履修していればプレーできるため、学業面でのハードルがグッと下がるのがコミュニティカレッジです。
留学生だけでなく、現地のアメリカ人の中にもコミュニティカレッジからNCAAやNAIAでのプレーを目指す学生も多く、ある程度の競争力があるのも特徴の一つです。
男子バスケットボール試合動画（コミュニティカレッジ）
女子バスケットボール試合動画（コミュニティカレッジ）
コミュニティカレッジのバスケットボール部に入部する方法
コミュニティカレッジのバスケットボール部に入部する方法はいくつかあります。一般的な方法としては、
- Letters of Intent(入部意思表明)にサインする（現地学生向け）
- 事前に入部交渉をしておく
- 入学後入部交渉をする（Walk-in）
以上の3点があげられます。
1つ目のLetters of Intentについては、体育協会によっては、出身の州や隣接する州、所属する地域の選手のみサインできるというルールがあり、留学生はサインできない場合があります。
ただし、事前に選手の方から大学のコーチなどに連絡を取ること自体は問題ないので、各大学のウェブサイトのリクルートフォームなどからコンタクトを取り、入部の意思があることを伝えておく方法もあります。
弊社のアスリートプランでは、弊社紹介校限定でバスケットボール部へ弊社からコンタクトを取り、そのまま留学手続きまでを行うサポートを行っています。
最後は入学後に入部交渉をする方法（Walk-in）です。バスケットボール部に関しては、他のスポ―ツに比べて部員数が少ないので、チームがスタートする際にある程度のメンバーが決まっている場合があります。他のスポーツよりも事前交渉をしておくことをおすすめします。
まとめ
日本のニュースでも取り上げらることが多くなり、人気になりつつあるアメリカ大学バスケットボール留学ですが、他のスポーツと比べてもロースターの人数が少なく、非常に競争力があるスポーツです。
なかなかアメリカで実績のない選手が最初からNCAAやNAIAといった狭き門からプレーするというのは難しいかもしれませんが、コミュニティカレッジから少しづつアピールしていくことで、夢の舞台に立てる可能性も増えてくるかもしれません。
もしアメリカの大学でバスケットボールをしてみたいという方は、ぜひ一度弊社までお気軽にご相談ください。
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