
アメリカの大学は出身地で学費が変わる?—「州内」「州外」「留学生」の違いとは
アメリカの州立大学では、学生の居住地によって授業料(Tuition)が大きく異なります。具体的には、以下の3つの区分があります:
- 州内(In-State):その州に居住している学生(アメリカ市民や永住権保持者)
- 州外(Out-of-State):他州から入学するアメリカ人学生
- 留学生(International Students):国外からの留学生
通常、州内の学生が最も安い学費で通うことができ、州外や留学生はそれより高い学費が設定されているのが一般的です。
例えば、TEAM Sugiが紹介しているアメリカの大学の中でも、学費に大きな差が見られるケースがあります。次のセクションでは、実際にその違いを比較してみましょう。
【学費比較】州内と州外・留学生の授業料はどれくらい違う?
ここでは、実際にTEAM Sugiがご紹介しているアメリカの州立大学の中から、2023-2024年度の学費を例に取り、州内・州外・留学生の授業料の違いを比較してみましょう。
■ Colorado State University(コロラド州立大学)
- 州内(Resident):$12,896/年
- 州外・留学生(Nonresident):$33,752/年
▶︎ コロラド州立大学について詳しく見る
■ University of Nebraska Omaha(ネブラスカ大学オマハ校)
- 州内(Resident):$8,370/年
- 州外・留学生(Out-of-State):$22,358/年
▶︎ ネブラスカ大学オマハについて詳しく見る
■ California State University, Fresno(カリフォルニア州立大学フレズノ校)
- 州内(In-State):$6,973/年
- 留学生(International):$16,430/年
▶︎ カリフォルニア州立大学フレズノについて詳しく見る
このように、州内の学生と州外・留学生では、年間で2〜3倍以上の授業料差がある大学も多くあります。そのため、学費を抑えたい方にとっては、「州内扱い(In-State Tuition)」で入学できる大学を見つけることが非常に重要なポイントになります。
留学生でも州内授業料&スカラシップが自動適用!Jacksonville State University(アラバマ州)
アラバマ州にあるJacksonville State University(ジャクソンビル州立大学)では、**初めて大学に入学する留学生(First-time International Students)**を対象に、以下のメリットが自動で適用されます:
✅ 自動的に「州内授業料(In-State Tuition)」が適用される
通常、留学生には「州外・International料金」が適用されますが、JSUでは**州内と同じ学費水準($12,240/年)**で通うことができます。
✅ 年間5,000ドルのメリット奨学金も自動支給
さらに、Merit-based Scholarship(成績優秀者向け奨学金)として年間5,000ドルが自動で支給され、実質的な授業料の負担をさらに軽減できます。
📘 授業料・生活費の目安(2025年度)
項目 | 年間費用(概算) |
---|---|
授業料・諸費用 | $12,240 |
寮&食事プラン | $9,354 |
合計年間費用 | $21,594 |
※上記は奨学金および州内授業料が適用された場合の目安金額です。
※上記の授業料からさらにスカラシップで年間$5,000が免除されます。
🎯 こんな方におすすめ!
- 高校卒業後にアメリカの大学へ進学したい方
- スポーツも学業も両立したい(JSUはNCAA Division I所属)
- 学費をできるだけ抑えて、充実した留学生活を送りたい方
▶︎ Jacksonville State University(ジャクソンビル州立大学)について詳しくはこちら
州内授業料でなくてもお得!費用を抑えて留学できるアメリカの大学もご紹介
Jacksonville State Universityのように、留学生でも州内授業料が適用される大学は限られていますが、TEAM Sugiではそれ以外にも奨学金(スカラシップ)制度や学生寮などを活用して、総費用を大きく抑えられる大学をご紹介しています。
たとえば、
- 年間の授業料が比較的安い大学
- 食事付きの学生寮があり生活費が抑えやすい大学
- 入学と同時にスカラシップが自動的に適用される大学
など、コストパフォーマンスに優れた選択肢も豊富です。
▼ 詳しくはこちらの特集ページをご覧ください:
まとめ:留学生でも学費を抑えてアメリカの大学に通えるチャンスがある!
アメリカの州立大学では通常、留学生は州外扱いとなり、学費が高額になるケースがほとんどです。しかし、州内授業料(In-State Tuition)を適用してくれる大学や、留学生向けのスカラシップ制度を用意している大学を選ぶことで、学費の大幅な節約が可能になります。
例えばJacksonville State Universityのように、自動的に州内授業料+奨学金が適用される大学も存在し、費用面を理由にアメリカ留学を諦めかけていた方にも現実的な選択肢となっています。
また、州内扱いではないものの、学費自体が安い大学や、食事付き学生寮で生活費が抑えられる大学など、コストパフォーマンスに優れた留学先も数多くあります。
✅ 留学費用を抑えて、安心してアメリカの大学に進学したい方へ
TEAM Sugiでは、学費の安い大学やスカラシップが受けられる大学の選定から、出願手続き・学生ビザ申請・ハウジングサポートまで、すべて無料でサポートしています(弊社紹介校に限り)。
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