
「アメリカの大学留学=TOEFLやIELTSが必須」と思われがちですが、実は一部のアメリカの大学・コミュニティカレッジでは、日本でなじみのある英検(実用英語技能検定)のスコアを英語力証明として認めています。
英検を使って出願できる大学はまだ多くはありませんが、条件に合えば、英語試験のハードルを下げてアメリカ大学留学を目指すことが可能です。
この記事では、TEAM Sugiの紹介校の中から、英検で出願が可能な大学・コミュニティカレッジを、最新情報(2025年現在)に基づいてご紹介します。
英検が使えるアメリカの4年制大学(University)
まずは、英検スコアを英語力基準として認めている4年制大学です。
4年制大学はコミュニティカレッジと比べると条件が厳しい傾向がありますが、英検対応校が存在するのは大きな魅力です。
| 大学名 | 英検 |
|---|---|
| California State University, Fresno(カリフォルニア州) | 準1級 |
| Tennessee Tech University(テネシー州) | 英検2級A |
California State University, Fresno(フレズノ州立大学)は、カリフォルニア州立大学(CSU)システムの一校で、教育・ビジネス・農学・スポーツ系専攻など幅広い分野を学べる総合大学です。
Tennessee Tech Universityは、英検2級Aという比較的現実的な基準で出願できる点が特徴で、英語力にまだ不安がある方にとっても検討しやすい大学です。
英検で入学できるアメリカの2年制大学(コミュニティカレッジ)
英検を使った留学で、より現実的な選択肢となるのがコミュニティカレッジです。
2年制大学は入学条件が柔軟で、英検を英語力証明として認めている学校も比較的多くあります。
将来的にアメリカの4年制大学への編入を目指す方にとっても、コミュニティカレッジは人気の高いルートです。
| 学校名 | 英検 |
|---|---|
| Everett Community College(ワシントン州) | 準1級 |
| Shoreline Community College(ワシントン州) | 準1級 |
| Pierce College(ワシントン州) | 2級A |
| South Puget Sound Community College(ワシントン州) | 準1級 |
| Clark College(ワシントン州) | 2級A |
| Santa Barbara City College(カリフォルニア州) | 準1級 |
| Santa Rosa Junior College(カリフォルニア州) | 2級 |
これらの学校は、英検スコアに加えて、入学後のプレースメントテストやESL(付属英語コース)と組み合わせて学習を進めるケースも多く、段階的に英語力を伸ばしながら大学課程に進むことが可能です。
各コミュニティカレッジの詳しい入学条件・学費・専攻・編入実績については、TEAM Sugiが運営する「コミカレ留学」サイト内の個別大学ページで詳しく紹介しています。
アメリカ大学への進学についてご相談できます
学費・奨学金・専攻選び・入学条件など、四年制大学ならではの疑問に専門スタッフが丁寧にお答えします。 記事を読みながら、気になったタイミングでお気軽にご相談ください。
英検利用の注意点
必ず事前確認が必要
英検が使える場合でも、以下の点には注意が必要です。
・英検の級やスコア基準は大学ごとに異なる
・年度や学期によって条件が変更されることがある
・英検だけではなく、成績(GPA)や追加書類が必要な場合がある
・条件未達の場合、ESL(IEP・語学課程)や条件付き合格になるケースもある
特に、英語スコアが基準に満たない場合でも、ESL(Intensive English Program)や大学付属の語学課程からスタートし、英語力を段階的に伸ばしたうえで正規課程へ進学できる大学も多くあります。
そのため、自己判断で出願を進めるのではなく、最新の入学条件を確認したうえで、
・英検を使って直接入学するルート
・ESLや条件付き合格を経由するルート
などを含めて、最適な進学プランを検討することが重要です。
英語力にまだ自信がない方や、「まずは英語からしっかり学びたい」という方は、英語力不要でアメリカの大学へ留学・入学できるESL・IEP・語学課程について解説した以下のページもぜひ参考にしてください。
▶英語力不要でアメリカの大学へ留学(入学)する方法《ESL・IEP・語学課程》
英検を活かしてアメリカ大学留学を目指したい方へ
英検を持っている方にとって、英語試験を活かせる大学を選ぶことで、留学準備の負担を軽減できる可能性があります。
TEAM Sugiでは、
・英検スコアで出願可能かどうかの確認
・英検+ESL/条件付き合格の組み合わせ提案
・コミュニティカレッジから4年制大学への編入プラン設計
・出願から渡米までの一貫サポート
を行っています。
英検を活かしたアメリカ大学留学に興味がある方は、まずはお気軽にご相談ください。
あなたの英語力・学力・将来目標に合わせた、現実的で無理のない留学プランをご提案します。
あなたに合った大学留学プランを一緒に見つけましょう
TEAM Sugiのスタッフが、学校選び・費用・入学手続き・滞在先まで丁寧にサポートします。
「英語力が不安」「奨学金制度を知りたい」方も、まずはお気軽にご相談ください。
英検だけでなく、TOEFL・IELTS・Duolingo English Testという選択肢も
英検で入学できるアメリカの大学は確かに存在しますが、アメリカ大学留学全体で見ると、TOEFLやIELTS、そして近年ではDuolingo English Testを利用できる大学の方が圧倒的に多いのが実情です。
特にDuolingo English Testは、
・受験料が比較的安い
・自宅で受験できる
・結果がすぐに出る
といった理由から、近年多くのアメリカ大学で導入が進んでおり、英検以外の現実的な選択肢として注目されています。
将来的な大学の選択肢を広げたい方や、より多くの大学に出願したい方は、英検に加えてTOEFL・IELTS・Duolingo English Testの受験も検討することをおすすめします。
各英語試験の違いや、アメリカ大学で求められるスコアの目安については、以下のページで詳しく解説しています。
TOEFL・IELTSについて詳しくはこちら
▶アメリカの大学留学に必要なTOEFL・IELTSのスコア
Duolingo English Testについて詳しくはこちら
▶Duolingo English Testでアメリカの大学に入学できる!対応大学一覧と活用法


