
アメリカの大学への留学を考え始めた方の中には、
「何があれば出願できるの?」「TOEFLやIELTSは本当に必要?」
と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
このページでは、アメリカの大学入学に必要な英語スコアや、スコアが足りない場合の選択肢、大学ごとの基準スコアなどを詳しく解説します。
アメリカの大学入学に必要な主な書類
大学ごとに細かい違いはありますが、一般的に以下の書類が求められます:
- パスポートのコピー
- 最終学歴の英文成績証明書
- 銀行の残高証明書(学費・生活費に応じた金額)
- 英語試験スコア(TOEFL・IELTS・Duolingo English Testなど)
英語スコアは、アメリカ人と同様に大学の正規課程(College Course)からスタートする場合にほとんどの大学で提出が求められます。
スコアが足りない場合はESL・IEPで留学スタートも可能
英語力がまだ十分でない場合でも、**ESL(English as a Second Language)やIEP(Intensive English Program)**といった語学課程から留学を始めることができます。
語学力不要で留学可能なプログラムを提供している大学も多くあり、段階的に英語力を高めてから正規課程へ進学するルートです。
▶︎ 大学付属語学学校で留学をスタート
▶︎ 英語力不要でアメリカ大学に入学する方法
アメリカの大学入学に必要な英語試験のスコア
TOEFLやIELTS、Duolingoのスコアについては各大学によって基準点が異なります。参考までに弊社でご紹介している大学のスコアは以下のようになります。
4年制大学(ユニバーシティ)
大学名 | TOEFL | IELTS | Duolingo | 語学課程 |
---|---|---|---|---|
セントラルワシントン大学(ワシントン州) | 71 | 6.0 | 105 | 〇(英語条件あり) |
カリフォルニア州立大学フレズノ(カリフォルニア州) | 61 | 6.0 | 100 | 〇 |
カリフォルニア州立大学ドミンゲスヒルズ(カリフォルニア州) | 61 | 5.5 | 95 | 〇 |
サザンユタ大学(ユタ州) | 71 | 6.0 | 105 | 〇(GPA条件あり) |
コロラド州立大学(コロラド州) | 72 | 6.0 | 110 | 〇 |
コロラドメサ大学(コロラド州) | 70 | 6.0 | 個別審査 | × |
ネブラスカ大学オマハ(ネブラスカ州) | 61 | 6.0 | 95 | 〇 |
サウスイーストミズーリ州立大学(ミズーリ州) | 61 | 5.5 | 95 | 〇 |
セントラルミズーリ大学(ミズーリ州) | 61 | 5.5 | 95 | × |
マリー州立大学(ケンタッキー州) | 71 | 6.0 | 100 | 〇 |
モアヘッド州立大学(ケンタッキー州) | 61 | 5.5 | 105 | × |
ジャクソンビル州立大学(アラバマ州) | 61 | 5.5 | 85 | × |
コロラドメサ大学はサブスコアの条件あり
※2023年時点の情報です。
一般的には、TOEFL 61〜71点、IELTS 5.5〜6.0、Duolingo 95〜105点程度が求められます。上位大学になるほど条件が厳しく、TOEFL 80〜100以上を目安とする大学も存在します。
2年制大学(コミュニティカレッジ)
各コミュニティカレッジの紹介ページは社内外部サイト(コミカレ留学)へ
学校名 | TOEFL | IELTS | Duolingo | 語学課程 |
---|---|---|---|---|
エバレットコミュニティカレッジ(ワシントン州) | 61 | 5.5 | × | 〇 |
ショアラインコミュニティカレッジ(ワシントン州) | 61 | 5.5 | 95 | 〇 |
ベルビューカレッジ(ワシントン州) | 61 | 5.5 | 95 | 〇 |
シアトルカレッジ(ワシントン州) | 64 | 6.0 | × | 〇(英語条件あり) |
ピアースカレッジ(ワシントン州) | 61 | 5.5 | 95 | 〇 |
サウスピュージェットサウンドコミュニティカレッジ(ワシントン州) | 61 | 5.5 | 90 | 〇 |
クラークカレッジ(ワシントン州) | 61 | 5.5 | × | 〇 |
レーンコミュニティカレッジ(オレゴン州) | 46 | 5.5 | 95 | 〇 |
チェメケタコミュニティカレッジ(オレゴン州) | - | - | - | 〇 |
サンタバーバラシティカレッジ(カリフォルニア州) | 60 | 5.5 | 90 | 〇 |
カレッジオブザキャニオンズ(カリフォルニア州) | 76 | 6.5 | 116 | 〇(英語条件あり) |
カレッジオブサンマテオ(カリフォルニア州) | 56 | 5.5 | 85 | × |
スカイラインカレッジ(カリフォルニア州) | 56 | 5.5 | 85 | × |
カニャダカレッジ(カリフォルニア州) | 56 | 5.5 | 85 | × |
スノーカレッジ(ユタ州) | 63 | 6.0 | 95 | 〇 |
ノースウェストカレッジ(ワイオミング州) | - | - | - | - |
エルジンコミュニティカレッジ(イリノイ州) | 71 | 6.0 | 95 | 〇 |
シアトルカレッジ、クラークカレッジ、レーンコミュニティカレッジはサブスコアの条件あり
チェメケタコミュニティカレッジとノースウェストカレッジは英語試験のスコア提出不要・入学後に大学の英語試験の受験が必須
スコアが低くても留学できる学校を選ぼう
コミュニティカレッジは、英語スコアの基準が比較的やさしく、費用も抑えられる点が特徴です。
- TOEFL 56〜61
- IELTS 5.5
- Duolingo 85〜95
といったスコアで入学できる学校も多くあります。英語に自信がない方、留学準備に時間がない方には最適な選択肢です。
▶︎ アメリカの短期大学に留学しよう
▶︎ 職業訓練コース(キャリアプログラム)とは?
▶︎ 2年+2年=4年制大学卒業も可能
▶︎ コミュニティカレッジからの編入先を探す
まとめ|自分の英語力に合った進学ルートを選ぼう
アメリカ留学を実現するためには、英語試験のスコアが重要なポイントになります。
スコアが基準に満たない場合でも、語学プログラムやスコア不要のコミュニティカレッジを活用することで、柔軟な進路選択が可能です。
TEAM Sugiでは、英語力・予算・進学目標に応じて最適な大学や進学ルートをご提案します。まずはお気軽にご相談ください。
留学へのFirst Step!
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