
アメリカの大学でクロスカントリーに挑戦しよう
日本ではあまり知られていない「クロスカントリー(Cross Country)」という競技ですが、アメリカでは多くの大学に正式な部活動として存在し、盛んに大会も行われています。アメリカの広大な自然を活かしたコースで行われるクロスカントリーは、ただの長距離走ではなく、起伏のある林間コースや芝生のフィールドなどを走るタフな競技です。
クロスカントリー留学とは?

クロスカントリー留学とは、アメリカの大学に進学しながら、大学のクロスカントリーチームに所属して競技活動を行う留学スタイルです。陸上競技の経験を活かしてスポーツ奨学金を受け取れるチャンスもあり、走ることが得意な方には非常に魅力的な選択肢となっています。
アメリカの大学でクロスカントリーをする魅力は次のような点にあります:
- 本場アメリカのハイレベルなトレーニング環境とコーチ陣の指導を受けられる
- 全米各地の選手と競い合う実戦経験が積める
- チームメートとの英語でのコミュニケーションを通じて語学力と国際感覚が身につく
- 競技を続けながら大学の学位取得を目指せる(専攻は自由に選択可能)
特に日本ではクロスカントリーの専門競技人口が少ないため、「長距離を得意としているが、少し他とは違う挑戦をしたい」「競技力を活かしてアメリカ留学したい」という方にとって、非常にユニークかつ実現可能性の高いルートとなります。
走ることが好きで、海外で自分を試してみたい――そんな想いを持っている方に、クロスカントリー留学はぴったりです。
アメリカ大学クロスカントリーの競技レベルとチームの種類

アメリカの大学スポーツでは、クロスカントリーはさまざまな競技レベル・カテゴリーに分かれ、多くの大学にチームが設置されています。
4年制大学には以下のような団体があります:
- NCAA Division I・II・III(全米大学体育協会)
- NAIA(全米インターカレッジ体育協会)
2年制大学(コミュニティカレッジ)にも強豪チームが多数存在します:
- NJCAA(全米2年制大学体育協会)Division I・II・III
- CCCAA(カリフォルニア州コミュニティカレッジ体育協会)
- NWAC(北西部大学間体育協会) など
それぞれのカテゴリーにはレベルの幅があり、自分の走力や経験に合ったチームを選ぶことが可能です。
コミュニティカレッジからのスタートがおすすめな理由
TEAM Sugiでは、特に**留学生にとって挑戦しやすいコミュニティカレッジ(2年制大学)**を中心にご紹介しています。
その理由は以下の通りです:
- 入学条件や語学要件が比較的やさしく、アスリートとしての実力を発揮しやすい
- クロスカントリーチームの数が多く、個々のレベルに合ったチームを見つけやすい
- 実績を積むことで、奨学金付きでNCAAやNAIAの4年制大学への編入を目指すことも可能
実際、コミュニティカレッジで活躍した後に、全米トップレベルの大学にスカウトされる選手も少なくありません。
より詳しくは、以下のページで詳しくご紹介しています:
なぜアメリカ大学アスリート留学はコミュニティカレッジからスタートが良いのか?
学生アスリートとしての広がる選択肢

アメリカの大学では、学生アスリート(Student Athlete)としてスポーツに取り組みながら、学位取得も目指せる教育環境が整っています。クロスカントリーもその代表的な競技のひとつで、2年制大学(コミュニティカレッジ)からスタートし、活躍を重ねることで4年制大学へ進学・編入するルートが確立されています。
コミュニティカレッジから4年制大学へ

アメリカでは、コミュニティカレッジのクロスカントリーチームに所属し、実績を積んだ留学生がNCAA Division IやNAIAの強豪大学からスカウトを受けることもあります。特に成績や競技力を評価されれば、奨学金を得て進学することが可能です。
4年制大学は学費が高額な傾向にありますが、スポーツ奨学金を獲得できれば大きな経済的負担軽減につながります。
学業でも奨学金が狙える

4年制大学から直接スカウトが来なかった場合でも、道は開かれています。コミュニティカレッジの監督・コーチの紹介や、自らの実績・映像資料を使って大学側にアプローチすることで、プレーを継続できる環境を自ら切り拓くことも十分に可能です。
さらに、アメリカでは学業成績(GPA)が高い学生にも奨学金が支給される制度が整っており、クロスカントリーと学業の両方で成果を出せば、より有利な条件での編入も狙えます。
このように、アメリカの大学スポーツは「文武両道」を重視しており、クロスカントリーを通じてスポーツも学問も真剣に取り組みたい方には最適な環境です。
より詳しくは以下の特集ページもご覧ください:
アメリカの大学では、なぜ「学生アスリート(Student Athlete)」と呼ばれるのか?
まとめ|クロスカントリー留学でアメリカの大学生活を充実させよう
アメリカの大学でクロスカントリーに挑戦することは、単にスポーツを続けるというだけでなく、語学力の向上、国際経験の獲得、そして学位の取得といった人生の可能性を大きく広げるチャンスです。
特に日本では競技人口の少ないクロスカントリーは、長距離走に自信がある学生にとって、他の留学生とは一線を画すユニークな留学ルートとなります。競技力や学業の努力次第で、スポーツ奨学金や学業奨学金の獲得、さらには全米トップレベルの大学への編入も目指せます。
まずはスタートしやすいコミュニティカレッジから。現地での実績が、次のステージへの扉を開いてくれます。
走る力を、未来への力に変える。
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よくある質問(FAQ)|アメリカ大学クロスカントリー留学
Q1. クロスカントリーの経験がなくても留学できますか?
A. はい、必ずしも専門的なクロスカントリー経験が必要なわけではありません。中長距離走(陸上部など)の経験や体力に自信がある方であれば、多くのコミュニティカレッジで受け入れ可能です。まずは走力に合ったレベルのチームで実績を積みましょう。
Q2. クロスカントリー留学の費用はどのくらいかかりますか?
A. コミュニティカレッジでの年間留学費用(学費・寮費・生活費などの合計)は約150〜250万円が目安です。奨学金を受け取ることでこの費用を大きく抑えることも可能です。大学や地域によって異なるため、個別にご相談ください。
Q3. 英語力が心配です。どのくらいの英語力が必要ですか?
A. 多くのコミュニティカレッジでは、入学時にTOEFLやIELTSのスコアが不要な場合もあり、現地でESL(英語集中講座)を受けながら競技活動を行うことも可能です。ただし、将来的に4年制大学への編入を目指す場合は一定の英語力が求められます。
Q4. ケガをした場合はどうなりますか?
A. アメリカの大学では、学生アスリート用の医療サポート体制が整っていることが多く、ケガをした場合はチームトレーナーや大学指定の病院での対応が受けられます。留学保険への加入も必須ですので、事前にしっかり準備しましょう。
Q5. クロスカントリー以外の陸上競技も並行して参加できますか?
A. 大学によっては、秋のクロスカントリーシーズンが終わった後に、春の陸上競技(トラック&フィールド)シーズンにも参加できる場合があります。長距離種目に強い選手は両方に出場するケースも多く、競技経験をさらに広げることができます。