アメリカ大学スポーツ留学

アメリカの大学では、なぜ「学生アスリート(Student Athlete)」と呼ばれるのか?

「君たちはStudent Athleteであって、Athlete Studentではない。Athelete(アスリート)のである前にStudent(学生)であることが非常に重要

TEAM Sugi代表のSugiです。

この言葉は私がアメリカの大学時代に野球部のコーチから言われてとても印象に残っている言葉です。

アメリカの運動部は文武両道

アメリカの大学では文武両道が求められます。

例えば、一番有名な体育協会であるNCAA(ディビジョン1)の場合、1年次からプレーするためには簡単にまとめると以下のような条件があります。

  • 高校時代に必要な科目を履修する
  • GPA 2.3以上が最低条件
  • SAT、またはACTを受験してそのスコアとGPAの条件

以上のような高校までの学力面での基準をクリアできていないと、いくらスポーツがうまくても1年生からプレーすることはできません。

また1年次以降も、

  • 卒業に向けて2年次までに40%、3年次までに60%、4年次までに80%の単位を取り終えている必要がある(NCAAディビジョン1)
  • 大学の卒業基準のGPA以上を維持する必要がある(NCAAディビジョン1)
  • 毎年24単位以上取得する必要がある(NCAAディビジョン2)
  • GPA2.0以上が最低条件(NCAAディビジョン2)

もっと細かい基準もありますが、以上のような条件をクリアできていないと運動部に所属することができません。

これが冒頭で書いた、「Athlete(アスリート)である前にStudent(学生)」ということです。いくらスポーツがうまくても大学生であってプロのスポーツ選手ではありません。

繰り返しになりますが、アメリカの大学ではスポーツだけしていても運動部には所属できません。勉強とスポーツを両立する必要があります。

文武両道を目指す方にアメリカ大学留学はおすすめ

私自身もアメリカの大学で野球部に所属しましたが、野球部と学業の両立は簡単ではありませんでした。チームメートの中には学業面がうまくいかずに退部する人もいました。

逆に考えると、簡単ではないことを乗り越えるからこそ得られるものもあると思います。特に留学生の場合は、スポーツ大国アメリカの大学でプレーしながら、英語を身につけ、さらに大学で授業を受けるというのは得られるものもたくさんあるはずです。

現地のアメリカ人と一緒にプレー

現地のアメリカ人と一緒に自分の好きなスポーツができる。というのは誰にでもできることではありません。運動部に所属するからこそです。

一緒にスポーツをする中で英語で会話をし、英語で仲良くなっていける。これは非常に貴重な経験です。英語力向上の意味でも非常に良いことです。

またアメリカの運動部では、チームメートが同じ場所に集まり、各自自習をする「Study Table」という活動があります。これは各運動部で学業を意識して行っていく活動です。運動部では練習や試合もあり、つい学業面でだらけてしまうこともありますが、運動部全体で学習に意識を持っていくこの活動は、自身の留学生活にとっても非常にプラスになるはずです。

整った設備&環境でのプレー

せっかくアメリカに留学するならただ勉強するだけでなく、他のことも頑張りたい!という方には、運動部へ所属するというのはとてもおすすめです。

すべての大学がアマチュアトップクラスの設備!とは言えませんが、アメリカの大学では最低限充実した活動ができる設備が整っている学校がほとんど。トップクラスの大学ではプロ並みの施設を持っている学校もあります。

そのような整った施設でスポーツをプレーできるのもアメリカの大学の特徴です。せっかく留学するなら勉強だけでなく、自分の好きなスポーツもプレーしたいという方は、ぜひ学生アスリート留学を検討してみてはいかがでしょうか?

アメリカ大学の運動部入部方法

アメリカの大学の運動部は「少数精鋭」です。日本のようにベンチ外(ロースター外)の部員がたくさんいるというチームはほとんどありません。

入部方法としては、

  • 入学後に直接監督(コーチ)と交渉する(★☆☆入部できない可能性あり)
  • 入学後にセレクション(入部テスト)を受ける(★☆☆落ちる可能性あり・または開催していない可能性あり)
  • 入学前に監督コーチからリクルートを受ける(★★★確実に入部できる)
  • 入学前に自分からアポを取りリクルートを受ける(★★☆ほぼ確実に入部できる)

以上のような方法が挙げられます。

学校やチームによっては、入学後に枠が空いていれば交渉次第に入部できるところもありますが、ほとんどはすでに枠が埋まってしまっている場合があります。

留学生の場合は連盟や協会によっては事前に学校(監督コーチ)からのリクルートがNGというところも多く、留学生は自分からアポをとってリクルートを受ける方法が一番確実に入部できる方法になるでしょう。

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