
こんにちは!TEAM Sugi代表のSugiです。
日本の学生スポーツでは屈指の人気を誇る高校野球。そしてその頂点を目指す夏の甲子園を目指してたくさんの高校球児達が毎日練習に励んでいます。
私も高校時代は甲子園を目指していた球児の一人でした。進学した高校は県内では屈指の野球の強豪校。在学中にも甲子園に複数回出場するチームでした。
一方、私自身は公式戦に出ていた時期もありましたが、結果的に夏の大会は3年間で一度もベンチ入りできなかった「補欠選手」でした。最後の夏は一緒に頑張ってきた同級生たちがグランドで頑張っている姿をスタンドから応援してはいるものの、正直に言えばかなり悔しい気持ちで見ていたのを今でも思い出します。
悔しいから野球を続けたかった

実は高校2年生の冬の時点では、監督との進路相談の際に、
「大学に進学して教職を取ります。野球は多分続けないです。将来は中学校の野球の監督がやりたいです。」
と言っていました。野球は好きだったので将来は何らかの形で野球に携わりたかったのですが、大学まで行ってまた厳しい上下関係の中、野球を続けるのはしんどいかなという思いもありました。
それが夏の大会が近付き、最後はベンチにも入れないという状況がわかるようになると、「このまま野球をやめるのは悔しい」「大学でもっと野球がしたい」「自分はもっとできる!」と思うようになりました。
実は私の場合、中学時代に地元の野球協会のイベントで一度ハワイで野球をやったことがあり、その当時から「いつかアメリカでまた野球をやってみたいな」という思いがありました。そこでベンチに入れないだろうと思った高校3年生の6月頃からアメリカの大学で野球をやる方法を調べ始めて、夏の大会後の監督との進路相談で初めて、「アメリカで野球を続けます」と伝えました。
高校で補欠の選手がアメリカの大学でプレーする

高校時代補欠だった選手が、日本の大学などで野球を続けるという話はそれほど珍しいことではないと思います。実際に高校時代補欠だった選手が大学で急に成長し、プロや社会人で活躍するというニュースはたまに目にすることがあります。
私の場合は、残念ながらアメリカの大学ですごい活躍したか?と言われればそんなに活躍してないと思います。それでも3シーズンロースター入りして、少しですが試合には出て結果を残すことができました。
実際にアメリカに行ってみると、大変なこともたくさんありました。最初は英語が話せず、授業は語学プログラムだったこともあり最初の2年間はロースター入りもできませんでした。
実は2000代後半から2010年代にかけて複数のスポーツ系留学エージェントが出てきたおかげで、たくさんの日本人がアメリカの大学でプレーしていました。2009年から留学していた私たちの世代はそういったエージェント系の選手として初期の選手でした。当時は今ほど学校選びのノウハウやアメリカの大学野球への知識もなかったため、私たち自身が手探りでアメリカの野球をやっていた印象です。
今は弊社も含めて、比較的今までプレーしていた選手などの情報や経験があるので、留学前のサポートなども含めて活躍しやすいサポートはできるかと思いますが、それでも渡米してからしばらくは英語面や生活面で大変なこともたくさんあります。
その大変な期間を乗り越えれば、日本とはまた違った野球の環境、魅力、新しい発見、自身の成長など、アメリカの大学で野球を続けるメリットは多いにあると思います。
上手いから続けるのではなく、続けたいから続ける

個人的には、アメリカの大学で続けるために必要なのは、「野球がうまいこと」よりも「野球を続けたいという気持ち」だと思います。
もちろん、アメリカの大学野球部も競争です。日本と違って、アメリカの大学野球部は少数精鋭で秋の準備期間にアピールできなければ、シーズン前にカット(退部宣告)がある場合もあります。アメリカの大学でプレーするというのは日本の大学の野球部に所属するよりもシビアな競争があります。
ただし、アメリカの大学では、「日本の強豪校でレギュラーだった」「日本では有名な選手だった」という評判は関係なく、いかにチームでアピールできるかが大切です。日本で補欠だった選手でも実力があれば関係ありません。
私が「野球を続けたいという気持ち」が大切だと書いたのには、アメリカの大学スポーツが「文武両道」だというのも関係してきます。
アメリカの大学では野球だけをしていればプレーできるわけではなく、一定の学業面での成績を取らないとそもそも野球部に所属することができません。(詳しくは、アメリカの大学では、なぜ「学生アスリート(Student Athlete)」と呼ばれるのか?をご覧ください。)
個人的には、野球を続けたいと思うから大変な勉強も頑張れると思っています。野球がうまいだけで、続ける気持ちが強くない選手はなかなか大変なことに耐えるのは難しいかもしれません。
繰り返しになりますが、アメリカに行けば、日本の高校でレギュラーだった、補欠だったは関係ありません。自分で実力を示して競争に勝っていくしかありません。
もし、日本の高校野球で補欠だったけど野球が続けたい。この記事を読んでアメリカの大学野球に興味を持ったという方はぜひ一度弊社までお気軽にお問い合わせください。
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