アメリカ留学豆知識

アメリカ・コミュニティカレッジのESLの費用

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弊社のお問い合わせいただくお客様から、「まだ英語力が足りてないので、ESL(留学生用の英語クラス)から留学したいけど、大学上がる前のESLの段階での費用が気になる」という質問を頂くことがたくさんあります。

そこで今回は、弊社提携校を参考に、そもそものESLの仕組みから費用まで詳しく説明していきたいと思います。

ESLの仕組み

そもそもESLとは何か?

ESL(留学生用の英語プログラム)とは、「アメリカで大学レベルの授業を受けるために必要な英語力を身につけるためのプログラム」と言っていいかと思います。

アメリカの大学では、もちろん授業は英語で行われます。したがって大学側としても、留学生にはある程度大学の授業を受けることができる英語力を要求します。この基準となるのがTOEFLやIELTSといった英語試験のスコアです。入学前に学校側が提示したスコアをクリアしていると、渡米後すぐに大学課程の授業を受けることができます。(*4年制大学や一部のコミュニティカレッジの場合、英語試験のスコア以外に高校などの成績による入学基準がある場合もあります。)

ちなみに、スコアに届かなかった場合や、試験を受けたことがない場合でも、渡米後に学校の英語試験を受けて大学課程に入れる可能性があるカレッジもございます。詳しくはこちら( TOEFL無しで留学!Placement Test次第で大学課程に入れるコミュニティカレッジ)のぺージをご覧ください。

もし入学時に英語力が足りない場合、つまりスコアが基準値に届かなかった場合でも留学できるのがESLというプログラムです。

ESLの内容

ESLは留学生用の英語のプログラムで、クラスメートはすべて世界各国から来る英語圏外の留学生となります。

このESLは通常、英語力に応じて4-6段階ほどにレベル分けされます。レベル1が初級者用の授業でレベルが上がるにつれて英語のレベルも上がっていきます。

各レベルの中でも授業はいくつかのセクションに分かれます。一般的に多いのが、

  • Writing(書く)
  • Reading(読む)
  • Grammar(文法)
  • Speaking & Listening(会話)

以上4つの授業です。

授業は1学期を通して行われ、大学の授業同様に学期末には成績がでます。各基準で基準となる成績をクリアすると次の学期から1つレベルアップできるという仕組みです。

例1.5段階プログラムでレベル4からスタートした場合(4学期制秋入学)

1学期目:秋学期(9月~12月)
  • Writing レベル4
  • Reading レベル4
  • Grammar レベル4
  • Speaking & Listening レベル4

全てのクラスをパス(評定C以上)次の学期から一つ上のレベルへ!

2学期目:冬学期(1月~3月)
  • Writing レベル5
  • Reading レベル5
  • Grammar レベル5
  • Speaking & Listening レベル5

全てのクラスをパス(評定C以上)最終段階なのでESL修了。次の学期からTOEFLやIELTSなど英語試験のスコア提出不要で大学課程に進める!

3学期目:春学期(4月~6月)

大学課程の授業スタート!

  • 英語(大学課程)5単位
  • 数学 5単位
  • 音楽(ピアノ) 5単位 など

例2.もし授業を落としてしまった場合(4学期制秋入学)

1学期目:秋学期(9月~12月)
  • Writing レベル4
  • Reading レベル4
  • Grammar レベル4
  • Speaking & Listening レベル4

Writing レベル4を落としてしまった。Writing以外はレベル5へ。Writingだけレベル4をやり直し。

2学期目:冬学期(1月~3月)
  • Writing レベル4
  • Reading レベル5
  • Grammar レベル5
  • Speaking & Listening レベル5

全てのクラスをクリア!パス(評定C以上)次の学期はWritingだけレベル5を履修して、他に数個大学課程の授業を履修する。

3学期目:春学期(4月~6月)
  • Writing レベル5
  • 簡単な大学課程の授業を2-3教科履修(例:数学・音楽・美術など)

Writing レベル5をパス(評定C以上)次の学期からTOEFLやIELTSなど英語試験のスコア提出不要ですべて大学課程の授業を履修できる!

 

以上のような流れとなります。なるべく上のレベルからスタート&授業を落とさないことがESLを早く終えるポイントとなります。

【注意点】コミュニティカレッジの場合は、ESLの一番上のレベルを修了すると、そのままTOEFLやIELTSのスコア無しで大学課程に進むことができます。一方で4年制大学の場合、ESLを修了しても、TOEFLを受けて基準値のスコアを突破しないと大学課程に進めない大学もあるようです。

コミュニティカレッジのESLの費用($1=120円計算)

お待たせいたしました。いよいよ皆さまが気になっているESLの費用についてです。今回は弊社でご紹介しているカレッジの多いワシントン州(4学期制)とカリフォルニア州(2学期制)のコミュニティカレッジを参考にご紹介したいと思います。

ワシントン州の場合(4学期制)

まずは、ワシントン州のコミュニティカレッジの費用を参考にしてみたいと思います。

ワシントン州のコミュニティカレッジは、4学期制(クオーター制)なので1年間に4学期授業を受けることができます。

例えば、サウスシアトルカレッジのESLの費用を参考にしてみますと、ESLの学費が1学期で$2,750(約33万円)。その他の費用や、滞在費、食費、生活費など、色々な費用を計算して、1学期で大体$6,350(約76万)ほどは最低必要とされています。ワシントン州の他のコミュニティカレッジも大体同じくらいの費用がかかります。

ESLの費用がどれくらいかかるかは、どのレベルからスタートするかによります。例えば、4段階あるESLの上から2番目のクラスからスタートだと、ESLを終えて大学のクラスを取れるようになるまで2学期ほどかかります。2学期ですとおおよそ$13,000(約155万円)ほどの費用がかかります。3学期、4学期となっていくと、それだけ大学のクラスへ上がる前に費用がかかってくることになります。

カリフォルニア州(2学期制)

弊社でご紹介しているカリフォルニア州のコミュニティカレッジはすべて2学期制(セメスター制)となります。

まずは、 カニャダカレッジにプログラムがあり、同じ大学群内のスカイラインカレッジとカレッジオブサンマテオにも進むことができるSilicon Valley Intensive Program (SVIEP)の費用を見ていきたいと思います。

SVIEPには8週間の短いプログラムもありますが、ここでは通常の大学の1学期と同じ16週間の費用を参考にしていきます。SVIEPの1学期の学費は約$4,495(約54万円)。その他の費用や、滞在費、食費、生活費など、色々な費用を合わせると、1学期で約$13,000(約155万円)ほどは最低かかるとされています。

また、Mission CollegeのESLでは1学期の学費は約$4,600(約55万円)。その他の費用や、滞在費、食費、生活費など、色々な費用を合わせると、1学期で約$12,300 (約147万円)ほどは最低かかるとされています。

1学期で約$12,300 (約147万円)ほどかかるので、1年ESLに通うとなると、約300万円近くはかかると思っていたほうがよいかと思います。

まとめ

ESLの良いところは、入学時の英語力を問われず、どんな英語レベルでも入学できるところです。そして、アメリカの大学に通いつつ、アメリカで英語の勉強ができるというのが、最大の特徴です。一方で、ESLは大学レベルの授業ではなく、あくまで、大学のクラスを取るための準備段階。そのため大学の卒業の際に、単位としては認められず、ESLが長くなれば長くなるほど、卒業が延び、コストもかかってきます。

ESLから留学することを決めても、まずはしっかり日本で勉強してなるべく上のレベルからスタートすること。そして、早くESLを修了して大学の授業を取り始めることをオススメします。

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