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アメリカ留学を検討中の方へ:まずは“2年制大学”という選択肢を知ろう
アメリカの大学へ留学したいと考えているけれど、「どの大学を選べばいいの?」「学費や入学条件が心配…」と悩んでいませんか?
アメリカには多くの大学の種類があり、4年制大学(University)だけでなく、公立の2年制大学「コミュニティカレッジ(Community College)」という選択肢もあります。
このページでは、**費用を抑えながらアメリカの大学卒業を目指せる「コミュニティカレッジ」**について、メリットや仕組みを詳しく解説していきます。
特に、初めての海外留学や英語に不安のある方、留学費用を抑えたい方には、非常におすすめの進学ルートです。
アメリカ留学を検討中のあなたへ:2年制大学「コミュニティカレッジ」という選択肢
アメリカの大学への留学を考えているけれど、
- 「どの大学を選べばいいのかわからない」
- 「学費や入学条件が心配」
- 「英語に自信がない…」
そんな悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
アメリカの大学には4年制大学(University)だけでなく、**公立の2年制大学「コミュニティカレッジ(Community College)」**という選択肢があります。
このページでは、**学費を抑えながらアメリカの大学卒業を目指せる「コミュニティカレッジ留学」**について、そのメリットや制度の仕組みをわかりやすく解説します。
特に、
- 初めての海外留学で不安な方
- 英語力に自信がない方
- 留学費用をなるべく抑えたい方
には、コミュニティカレッジがぴったりの進学ルートです。
コミュニティカレッジには2つの進学パターンがあります
アメリカの公立2年制大学「コミュニティカレッジ(Community College)」には、大きく分けて2つの進学目的があります。
① 4年制大学への編入を目指す「編入プログラム(2+2)」
コミュニティカレッジで大学の1・2年次課程を修了し、3年次から4年制大学へ編入するという進学ルートです。これを「2+2プログラム」と呼びます。
- 学費が安く、入学しやすい
- 英語力に不安があっても、ESL(英語プログラム)からスタートできる
- 行きたい4年制大学を見つけてから編入を目指せる
詳しくはこちら 👉 2+2編入プログラムとは?
② 就職に直結する技術を学ぶ「キャリアプログラム」
日本の専門学校のように、就職に役立つ専門知識やスキルを2年間で身につけるプログラムです。多様な分野が用意されており、実践的なスキルを学びたい人におすすめです。
詳しくはこちら 👉 キャリアプログラムについて
なぜ最初から4年制大学に行かずに、2年制大学を選ぶの?
「アメリカの大学に行きたいなら、最初から4年制大学に入った方がよくない?」
そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
でも実は、2年制大学からスタートすることには多くのメリットがあります。
✅ 入学のハードルが低い
2年制大学(コミュニティカレッジ)は、4年制大学よりも入学条件がやさしい傾向にあります。
特に英語力の基準(TOEFLやIELTSスコア)に大きな違いがあります。
学校区分 | 一般的なTOEFL iBTスコア目安 |
---|---|
4年制大学 | 80点〜100点以上 |
2年制大学 | 45点〜61点程度 |
※スコアは学校により異なります。
詳しくはこちら 👉 TOEFL・IELTSスコアの目安(4年制大学サイト)
英語力が足りない方は、ESL(英語準備コース)からのスタートも可能です。
英語を学びながら単位取得に進む道もあります。
ESL対応校はこちら 👉 ESLがあるコミュニティカレッジ
✅ 学費が安く、留学費用を大きく節約できる
コミュニティカレッジの大きな魅力は圧倒的な学費の安さです。
例えばオレゴン州の事例で比較すると:
学校名 | 年間学費(3学期分) |
---|---|
Lane Community College | 約 $10,620 |
University of Oregon | 約 $32,535 |
差額:$21,915(約241万円/1ドル=110円計算)
出典:各大学公式サイト(2018年1月時点、1学期15単位想定)
詳しくはこちら 👉 コミュニティカレッジの学費について
✅ キャリア志向の方には「専門分野での即戦力育成」
コミュニティカレッジでは、次のような幅広い職業訓練コース(キャリアプログラム)を提供しています:
- ビジネス
- コンピューターサイエンス
- 観光学
- 調理・パティシエ
- 演劇・舞台芸術
- 航空工学 など
複数の分野を1つの学校で学べるのが、アメリカの2年制大学の魅力です。
キャリアプログラムの詳細はこちら 👉
【キャリアプログラムとは?】
2年制大学のデメリットとは?知っておきたい注意点
ここまで読むと、アメリカの2年制大学(コミュニティカレッジ)にはメリットしかないように感じるかもしれません。しかし、4年制大学と比較した場合に、いくつかのデメリットや注意点があることも理解しておくことが大切です。
1. スポーツ・レクリエーション施設の規模に差がある
特にアメリカで人気の「大学スポーツ」を楽しみたい方にとっては、2年制大学では物足りなく感じるかもしれません。
- 4年制大学のスポーツ施設は非常に充実しており、全米中継されるような試合も多い
- アメフトやバスケットボールなどの応援文化も、4年制大学が圧倒的に盛り上がる
- 運動部の活動に興味がある人や、観戦を楽しみにしている人にとっては重要なポイントです
2. 学内施設の充実度に差がある場合も
4年制大学は規模が大きいため、以下のような学生向け施設がより整っている傾向にあります。
- 食堂やカフェテリア
- 書店・売店
- 図書館
- コンピュータラボ
- ジム・トレーニング施設
もちろん、コミュニティカレッジにもこれらの設備はありますが、規模や最新性の面では4年制大学に軍配が上がることが多いです。
3. 学生寮が少ない傾向がある
もう一つの大きな違いは、「滞在方法」です。
多くの4年制大学では学生寮が整備されていますが、2年制大学では寮を持たない学校が多いのが現状です。
- 寮がない場合は、ホームステイやアパートの手配が必要
- 通学や生活環境に不安がある方は、事前にしっかりと下調べを
寮のある大学はこちら:
とはいえ、2年制大学が劣っているわけではありません
ここでお伝えしたいのは、2年制大学が悪いということではなく、4年制大学の設備が驚くほど充実しているという点です。
特に施設面にこだわりがなければ、2年制大学でも十分に充実した留学生活を送ることができます。
がすごすぎる場合が多いので、特にその点を気にしないのであれば十分充実した留学生活を2年制大学でも送ることができます。
まとめ:コミュニティカレッジ留学は、費用も将来性も重視した賢い選択
アメリカ留学にはさまざまなルートがありますが、費用を抑えながら質の高い教育を受けたい方や、英語力に不安のある方には、コミュニティカレッジ(2年制大学)からのスタートが非常におすすめです。
- 4年制大学への編入が可能(2+2プログラム)
- 専門的なスキルを学べるキャリアプログラムも豊富
- 学費が安く、入学条件も比較的やさしい
- ESL(英語プログラム)を利用してスムーズにスタートできる
もちろん、施設や学生寮の点で4年制大学に比べて差を感じる部分もありますが、それ以上に多くのメリットがあるのがコミュニティカレッジ留学の魅力です。
紹介コミュニティカレッジ一覧
ワシントン州
- エバレットコミュニティカレッジ(学生寮あり!新しい設備が多く人気の1校)
- ショアラインコミュニティカレッジ(学生寮あり!キング郡にある自然豊かなキャンパス)
- ベルビューカレッジ(学生寮あり!4年大編入におすすめの1校)
- シアトルカレッジ(3つのキャンパスがあるシアトルの人気大学群)
- シアトルセントラルカレッジ(シアトルの中心地にある都会の1校)
- ノースシアトルカレッジ(シアトルの北にある街と自然を感じられる1校)
- サウスシアトルカレッジ(シアトルにある1校!様々な専攻がある)
- ピアースカレッジ(学生寮あり!郊外に2キャンパスを構える人気校)
- サウスピュージェットサウンドコミュニティカレッジ(郊外のカレッジとしては人気の高い1校)
- クラークカレッジ(ポートランドへ車で15分ほど!コロンビア川河口近くのカレッジ)
オレゴン州
- レーンコミュニティカレッジ(学生寮あり!カレッジタウンにある人気の1校)
- チェメケタコミュニティカレッジ(オレゴン州の州都にあるカレッジ!滞在費が良心的!)
カリフォルニア州
- サンタバーバラシティカレッジ(全米No.1の評価!ザ・カリフォルニアのカレッジ)
- カレッジオブザキャニオンズ(治安の良い街にあるカレッジ!ロサンゼルス郊外)
- サンタローザジュニアカレッジ(学生寮あり!北カリフォルニアにある郊外の人気校)
- サンマテオ・カレッジ・オブ・シリコンバレー(シリコンバレーエリアで人気の大学群)
- カニャダカレッジ(STEM部門に強いカレッジ!)
- スカイラインカレッジ(サンフランシスコ近郊のカレッジ!)
- カレッジオブサンマテオ(シリコンバレーど真ん中にあるカレッジ!)
ユタ州
- スノーカレッジ(食事付きの学生寮あり!自然に囲まれた人気の中規模カレッジ)
ワイオミング州
- ノースウェストカレッジ(食事付き学生寮がある田舎のカレッジ!)
イリノイ州
- エルジンコミュニティカレッジ(シカゴから車で1時間!中西部のカレッジ)