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目次
アメリカにも短期大学はある?日本の短大との違いとは
アメリカの短期大学=コミュニティカレッジ?
このページでは、アメリカの短期大学(2年制大学)=コミュニティカレッジやジュニアカレッジについて詳しく解説していきます。
まず、「アメリカにも日本と同じように短大はあるの?」という疑問に対しては、**「はい、あります」**と答えて問題ありません。
日本の短期大学では、卒業時に「短期大学士」という学位が取得できます(参考:文部科学省「短期大学について」)。一方、アメリカの2年制大学(公立のコミュニティカレッジや私立のジュニアカレッジなど)を卒業すると、**Associate Degree(準学士号)**という学位が授与されます。
実際、辞書でも以下のように記載されています:
Associate degree(米):(短大卒の)準学士号
― 出典:ウィズダム英和辞典
このように、アメリカの2年制大学と日本の短期大学は、教育年数や取得できる学位のレベルにおいてほぼ同等の位置付けと考えてよいでしょう。
就職や編入時の注意点
ただし、日本で就職活動を行う場合や、日本の大学への編入を検討する際に、アメリカの2年制大学が日本の短大と“完全に同等”と評価されるかどうかは、受け入れ側の判断に左右されます。
たとえば:
- 日本の大学への編入を希望する場合 → 編入先大学の方針により対応が異なる
- 日本企業への就職を希望する場合 → 企業によって評価の基準が異なる
この点は、将来的な進路を見据えて、事前に確認しておくことをおすすめします。
を目指す場合など、アメリカの2年制大学を日本の短期大学と同等とみなすかは受け入れ先次第となります。その点は予め確認しておきましょう。
アメリカの2年制カレッジには2つの進路がある
アメリカの短期大学(2年制カレッジ)には、大きく分けて2つの進路があります。
- キャリアプログラム(職業訓練コース)
卒業後すぐに就職を目指す人向けの実践的な専門プログラムです。
医療・IT・ビジネス・幼児教育など、実社会で即戦力となるスキルが学べます。 - 編入プログラム(Transfer Program)
アメリカの4年制大学への3年次編入を目指す進学志向のプログラムです。
学費を抑えて名門大学への進学を狙えるため、非常に人気のあるルートです。
今回のページは「卒業のみ希望の方向け」
本ページでは、短期大学(コミュニティカレッジ)を卒業してアメリカの短大資格を得ることを目的とした方に向けて、情報をご紹介していきます。
もし、「卒業後は4年制大学へ編入して、アメリカの大学を卒業したい!」という方は、こちらのページをご覧ください。
スに興味のある方は、こちらのページ(アメリカ4年制大学編入コースのメリット)をご覧ください。
キャリアプログラム(職業訓練コース)とは?
🎓 卒業後すぐに就職を目指す実践的な学び
アメリカの2年制大学には、**卒業後すぐの就職を目指す「キャリアプログラム(職業訓練コース)」**が多数用意されています。期間はおよそ2年で、実践的なスキルを身につけるカリキュラムが中心です。
以下のような専攻が人気です:
✅ 定番の人気専攻
- ビジネス系:会計・マーケティング・起業など
▶ ビジネス専攻について詳しくはこちら - コンピューター系:プログラミング・ITサポート・データベース管理など
▶ コンピューター系専攻はこちら - エンジニア系:電気・機械・土木などの分野での基礎技術を学びます
🌍 留学生に人気の専攻
- ホスピタリティ(接客)系:ホテル・レストラン・旅行業界などで活躍できるスキルを習得
英語の実践練習にもなり、留学生にとって相性の良い分野です
▶ ホスピタリティ専攻についてはこちら
🍴 少しユニークな専攻例
- 調理・製菓系:料理やお菓子作りを学ぶ実技重視のプログラム
▶ 調理・製菓の専攻はこちら - 航空整備学:飛行機の整備や航空工学の基礎を学べる大学もあります
大学によって専攻はさまざま
キャリアプログラムは大学ごとに開講されている専攻が異なります。興味のある分野がある方は、まずはお気軽にお問い合わせください。あなたに合った学校をご提案いたします。
レーンコミュニティカレッジ・ホスピタリティプログラム紹介動画
エルジンコミュニティカレッジ・調理プログラム紹介動画
サンタバーバラシティカレッジ・演劇プログラム紹介動画
コミュニティカレッジの学費はどれくらい?
💰 留学費用を抑えたい方におすすめ!
アメリカのコミュニティカレッジ(短期大学)は、4年制大学と比較して学費が非常に良心的です。地域や学校により差はありますが、弊社がご紹介している大学では以下のような費用感となっています。
📘 年間学費の目安(弊社紹介校の場合)
- 約8,000ドル〜12,000ドル
(1ドル=140円計算で約112万〜168万円)
これに加えて、以下の費用が発生します:
費用項目 | 概算額(年間) |
---|---|
学費 | 約112万〜168万円 |
教科書・教材費など | 約7万〜14万円 |
ホームステイ・学生寮費 | 約98万〜140万円 |
生活費(食費・交通費など) | 約42万〜70万円 |
合計目安 | 約250万〜350万円前後 |
🏡 地域によって異なる生活費
留学費用は、**学費だけでなく「滞在費や物価」**にも影響されます。
- カリフォルニア州や都市部:生活費が高め
- オレゴン州や内陸の田舎地域:生活費を抑えやすい
費用を抑えたい方には、「田舎×教育の質が高い」学校がおすすめです。
🌲 物価を抑えられる地域のおすすめ校
以下のページでは、コストを抑えつつ質の高い教育が受けられる学校をご紹介しています:
卒業までにかかる年数は?
🕒 英語力によって異なります
アメリカのコミュニティカレッジ(短期大学)は、日本の短大と同様に基本的には2年間で卒業できるプログラムがほとんどです。ただし、実際にかかる年数は、入学時点での英語力によって大きく異なります。
✅ 英語力がある場合:約2年間で卒業可能
すでにTOEFLやIELTSなどの英語スコアを持ち、アメリカの大学課程に入学できるレベルの英語力がある場合、渡米直後から大学の正規授業を受講できます。その場合、約2年間で卒業することができます。
- コミュニティカレッジの入学に必要なTOEFLスコアは学校によって異なりますが、TOEFL iBTで54〜71点前後が目安です。
- IELTSの場合は5.0〜6.0程度が基準です。
- 近年では**Duolingo English Test(DET)**を採用する学校も増えており、手軽に受験できる選択肢として注目されています。
🔗 詳しくはこちらのページもご覧ください:
📘 英語力がない場合:約2年半〜4年が目安
英語力に不安がある場合でも、ESL(English as a Second Language)プログラムを活用すれば、TOEFLなどの試験スコアなしでコミュニティカレッジに入学することが可能です。
ESLでは、入学時の英語力に応じて4〜6段階のクラスに分かれ、通常は1学期ごとに1レベルずつ進級します。最上級クラスを修了すると、次の学期から大学課程に進むことができます。
このルートを選ぶ場合、卒業までに約2年半〜4年程度かかるケースが多くなりますが、「英語ができないから留学はムリ」とあきらめる必要はありません。
🔗 ESLに関する詳細ページはこちら:
卒業後のキャリアは?
🌍 OPT制度を活用してアメリカでの就労も可能!
アメリカのコミュニティカレッジで**キャリアプログラム(職業訓練コース)**を卒業した後は、そのまま就職を目指すことが一般的な進路です。
特に、「アメリカで働いてみたい!」と考えている方にとって、OPT(Optional Practical Training)制度は非常に重要な制度となります。
✅ OPT制度とは?
**Optional Practical Training(OPT)**とは、F-1学生ビザでアメリカの大学を卒業した留学生が、専攻に関連する職種で最大1年間働くことができる制度です。フルタイムの就労が認められており、給与も発生します。
- ✅ 対象:F-1ビザで卒業した学生
- ✅ 就労期間:最大12か月間
- ✅ 条件:専攻と関連のある職種に限る(例:ホスピタリティ専攻 → ホテル・観光業界など)
🎓 OPTは、アメリカでの実務経験を積みたい留学生にとって非常に貴重なチャンスです。将来の就職活動やキャリアアップにもつながります。
🚫 OPT後の長期就労は難しいのが現実…
OPT終了後にアメリカで就労ビザ(H-1Bなど)を取得して長期滞在することは、現実的にはかなり難易度が高いです。就労ビザの発給枠や条件が厳しく、留学生にとってはハードルが高くなっています。
そのため、卒業後の進路としては:
- 🇯🇵 日本に帰国して、海外留学経験を活かして就職活動
- 🌍 海外展開している企業に入り、将来的な海外赴任を目指す
- 🧑🎓 さらに4年制大学へ編入して、学士号を取得してからキャリアを考える(※編入ルートについてはこちら)
といった選択肢も検討されることが多いです。
💼 コミュニティカレッジで学んだスキルや経験は、日本国内やグローバル企業での就職活動にも十分に活かすことができます。
短大卒業留学におすすめのコミュニティカレッジ8選
📚 英語初心者~経験者まで、安心して学べる人気校を厳選!
ここでは、TEAM Sugiがご紹介するコミュニティカレッジの中から、短期大学卒業を目的とした留学に特におすすめの8校をピックアップしました。学費の安さや滞在環境、人気の専攻など、初心者でも安心して学べる大学ばかりです。
1. サウスピュージェットサウンドコミュニティカレッジ(ワシントン州)
⛰ 自然豊かなキャンパス&コスパ抜群の留学先
田舎ながらアクセスも良く、費用を抑えて留学したい方に最適。学生寮があり、日本人が少ない落ち着いた環境で勉強できます。
▶ South Puget Sound Community College はこんな大学!
2. スノーカレッジ(ユタ州)
🏕 奨学金&学生寮付き!アウトドア好きに人気の1校
食事付きの学生寮を完備。留学生対象の奨学金が豊富で、費用を抑えながら学べます。周囲は自然に恵まれ、落ち着いた環境で生活可能。
▶ Snow College はこんな大学!
3. レーンコミュニティカレッジ(オレゴン州)
🍽 調理・デザイン・航空など多彩な専攻が魅力
オレゴン大学があるユージーン市に位置し、**消費税0%**というコスパの良さも人気の理由。Culinary(調理)、Graphic Design、パイロット養成プログラムなどユニークな専攻も充実。
▶ Lane Community College はこんな大学!
4. ピアースカレッジ(ワシントン州)
🏆 全米でも高評価!コスト重視の方に最適
シアトルから車で約45分。都市部よりも滞在費が安く、学費+生活費を抑えた留学が可能。教育の質も高く、各方面から表彰を受ける実力校。
▶ Pierce College はこんな大学!
5. ショアラインコミュニティカレッジ(ワシントン州)
🎶 音楽・ビジネス・アートに強い都会型コミカレ
シアトルから北へ15分。音楽・ビジネス・デザイン系プログラムが豊富で、学生寮の費用も比較的安価。都市近郊での生活と勉強のバランスを取りたい方におすすめ。
▶ Shoreline Community College はこんな大学!
6. ノースウェストカレッジ(ワイオミング州)
🏞 超田舎×スカラシップ=費用重視派に最適!
学食付き学生寮完備、留学生向けの奨学金制度が充実。自然と共に過ごせる環境で、ビジネスやアウトドア系専攻が人気。
▶ Northwest College はこんな大学!
7. サンタローザジュニアカレッジ(カリフォルニア州)
🌿 サンフランシスコ近郊!環境と教育のバランスが魅力
都市部に近く、幅広い専攻と安定したサポート体制が整った人気校。カリフォルニア州で学びたい方におすすめのバランス型。
▶ Santa Rosa Junior College はこんな大学!
8. サンタバーバラシティカレッジ(カリフォルニア州)
🎭 全米No.1にも選ばれた名門カレッジ
観光地サンタバーバラに位置し、演劇・ホスピタリティ・観光系の専攻が人気。ホームステイでの滞在となります。アメリカ西海岸での留学を希望する方におすすめ。
▶ Santa Barbara City College はこんな大学!
まとめ:アメリカの短期大学留学は、将来につながる第一歩!
アメリカの短期大学(コミュニティカレッジ)留学は、
✅ 学費を抑えながら実践的なスキルが身につき、
✅ 英語に不安があってもESLから安心してスタートできる
✅ 卒業後にはOPTでのアメリカ就労や、グローバルなキャリアにもつながる
という、コストパフォーマンスと将来性の高い選択肢です。
専攻や地域、英語力、予算などによって最適な大学は異なりますが、あなたに合った「学びの場」はきっと見つかります。
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